現役Virtual女子大生

架空の人物は叩いても怒られません

スカートの下にジャージを履く女子高生

青春だと感じる瞬間は日常のあちらこちらに散らばっている。

置き忘れてきた私の青春は、私が見かけた他人の青春で補完されていく。

 

馬鹿みたいに寒い日が続く中、颯爽と走り抜ける二人乗りのチャリ。

ペダルを漕ぐ男子高校生の後ろには、スカートの下にジャージを履く女子高校生。

 

こんな100点満点の光景に、自分を置換させることは出来なかったけど足取りは軽かった。

今日も煙草が美味いのである。